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輝く社員が登場!ダーツライブ公式ブログ シャイン
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仕事が文化に。成長市場・業界のデザイナーとして働く充実

ダーツライブでは現在9名のデザイナーが、制作デザインチーム・開発デザインチーム・テクニカルデザインチームの3つのチームに分かれ業務を担当しています。ダーツライブのデザイナーは、日々どんな仕事をしているのでしょうか。各チームのマネージャーに話を聞きました。



ダーツライブのデザインはすべてここから

――デザイン部には3つのチームがありますが、みなさんのチームではどんな仕事をしているのか教えてください!


齋藤:開発デザインチームの齋藤です。主にダーツマシン内のデザインを行うチームで、メニュー画面から各ゲームコンテンツ、UIデザイン、また期間限定で登場するキャンペーンで必要になるものも制作しています。マシンがハードなら私たちが担うのはソフト部分。プランナーやプログラマと共にコンテンツ開発をしています。


青木:テクニカルデザインチームの青木です。実務としてはゲームコンテンツの素材やライブエフェクト、ファンダーツ等の3DCGモデリングを作るなど開発デザインと変わらないです。他に、Unityのサポートツール等、素材制作や絵を表現するためのツールの整備も担当しています。


西森:制作デザインチームの西森です。一言で表すと、プロモーションに関わるデザイン全般を担当するチームです。具体的に言うと、ダーツライブカードや日本ダーツ祭り、SUPER DARTSといったイベントや大会のビジュアル、IPコラボなどキャンペーンに関するもの、Webサイトやコンテンツで使用するイラスト等々。ダーツライブテーマもそうですね。実際に動かす部分は開発デザインにお願いしていますが、絵的なものは私たちの方で担当しています。


――ダーツライブのデザイナーとして意識していることはなんですか


:世の中には優秀なコンテンツや優れたサービス、カッコよく見えるものがたくさん出てきます。ダーツライブは息の長いサービスなので、時代の潮流に合わせて急激な変化を加えにくいのは事実です。ですが、それらと同じ土俵・同じ視点で見てもらいたいという想いはあります。自分たちがダーツ業界を引っ張っていくんだ、という意識と「どんなふうに見られているのか」というのは常々考えています。


青木:ダーツはまだまだニッチな業界なので、ダーツ業界内だけに目を向けていると「こんなもんでいいか」という甘い判断になってしまうことがあります。他のエンタメやゲーム業界などの表現を意識して制作物のクオリティを上げていかなければ、カッコ悪い業界になってしまう。そうさせないために、作りこみの精度や新しいもの・新鮮に感じるものに意識を向け、完成度を上げていきたいと思っています。


西森:ダーツは、国内でも年々競技人口が増えている成長市場です。ですが、やっぱりまだまだ小さな業界であることには変わりません。だからこそ、自分たちが手掛けているプロモーションデザインが、世のダーツのスタンダードになっていく。私たちデザイナーの仕事そのものが、ダーツの文化となっていくフェーズにあると考えています。


――みなさんはどういう経緯でダーツライブのデザイナーになったのでしょうか


:私は新卒で入社したんですが、正直ダーツライブという会社は知らなかったんです(笑)。おもちゃやゲームメーカーを中心に考えていましたが、業界に特にこだわりはなくて。「自分が楽しめること」を基準に考えていたので、就活情報サイトでダーツライブを知ってた際に楽しそうな会社だと思い入社を決めました。


青木:私はセガで2D、3Dなどのゲームデザイナーをしていました。その後退職し、フリーランスとして活動していくなかで、ダーツライブからも仕事を請けるようになりました。その縁もあって入社した経緯です。


西森:私は2年ほど働いて一度退職し、再び合流しています。退職後は、広告制作会社を経験しましたが、ユーザーにダイレクトに訴求できるインハウスデザイナーの魅力に気が付き、再度ダーツライブのデザイナーになりました。


――青木さんと西森さんは他社も経験していますが、比較してダーツライブならではと感じる部分はありますか


青木:セガはゲームタイトルごとにプロジェクトチームがありますが、ダーツライブは会社全体がそのプロジェクトチームという感覚があります。プロジェクト内のデザイナーではなく、会社全体のデザイナーとして、プランナーやディレクターと同等の立ち場で意見も提案もできる。デザイン業務に絞られない裁量の広さはダーツライブらしいと思います。


西森:広告制作会社に転職した際に感じるようになったのは、自分が作った広告デザインに対する反応が分かりにくいな、ということです。一つのデザインを納品したら、次の新しい仕事へ…という感じで、納品すれば完了、というのも大きな違いでした。


ダーツライブはメーカーですから、インハウスデザイナーとして自分のデザインを見届けることができます。ユーザーとの距離感が近いのも特徴なので、よりデザインに対するリアクションを受け取りやすいのも面白い。一つの案件でも、たとえばキービジュアル、カード、テーマ、Webコンテンツ…と横展開することも多いので、アートディレクションのやりがいが大きいのも魅力だと思います。


新技術・ツールに積極的!「遊び心」を大切に

――さきほどテクニカルデザインチームでは「ツール整備」も行っているとありました。具体的にはどんなことですか


青木:開発デザインでは、3Dツールやunityというゲームエンジンを使用してデザイン制作を行っているのですが、それらを使うにあたって新しい表現ができるものや便利なオプションを取り入れ、実務で使用できるように整えています。


西森:ソフトやツール以外の面でも、ダーツライブの業務環境は新しいものを取り入れることに積極的な会社です。働いている社員も上からの指示で新技術を学ぶというのではなく、能動的な人が多いです。少し前に画像生成AIが台頭してきた際には、デザイナーたちがイチ早くさまざまなプロンプトを実験したり、業務には何をどう活用できそうか、雑談の延長上で楽しみながらやっていましたね。



――新しい技術やツールを取り入れるのはなぜでしょうか


青木:仕事を楽しむために、新技術やツールによってデザインの幅を広げている感じです。できることが増えれば、より自分が作りたいデザインを形にしやすくなる。新しいものに積極的なのは、カッコいいものを作っていくための道具や手段を取り揃えておきたいからです。


:たとえばダーツライブ3のファンダーツって、結構細かい技術が盛り込まれているんです。あの小さなスケールの中でいろんな面白い動きがあり、ほんの一瞬だけども視認できる工夫があって、よく見ると勉強になります。最新技術やツールを活用することで、遊び心をデザインに取り込むことができる。ダーツライブらしいな、と思います。


西森:「遊び心」は、ダーツライブのデザインやサービス全般にいえることですね。誰も気が付かないかもしれない、ちょっとした要素をデザインに盛り込んで「誰か気づいた人はいないかな」とSNSをエゴサしてみたり。メディアチームから「こんな投稿がありましたよ!」と教えてもらうと、すごく嬉しい(笑)。


青木:デザイナーから「ダーツが好きな人は、こんなゲームが好きそうじゃない?」とプランナーに提案することもあります。ダーツライブ3の『タワーオブザダーツ』もその一つです。齋藤さんも『ひつじゲッチュ!』では、イラストも描いて世界観も丸ごとデザインしていましたね。みんな与えられた仕事を淡々とこなすだけでなく、本来なら作りこまなくてもいい部分やプラスアルファの部分こそ、楽しそうに仕事をしている雰囲気があります。



▲技術とこだわりが詰め込まれたファンダーツ


▲ダーツライブ3「タワーオブザダーツ」と「ひつじゲッチュ!」


海外にも発信されるデザイン。世の中に自分の仕事を残していける面白さ

――最後にダーツライブで働く魅力を教えてください


:じっくり開発するデザインもあれば、キャンペーンなどスポット的なもの、イベントのような本番当日があるものもあり、仕事の時間軸が全然違う。サービスのスケールが急激に広がっている真っ最中でもあるので、そこに難しさを感じつつ、楽しさも感じています。


多種多様な仕事がある環境なのでエネルギーを注いでいけば、さまざまな成果物を自ら生み出せて、世に残していけることが面白いです。世界規模のことをここにいるメンバーでやっているというのも感慨深いですね。


西森:制作デザインでも同じことが言えると思います。海外大会などのビジュアルも、こちらで作ったものが海外で使われることも多くあります。実際にシンガポールに視察に行ったときには、自分たちのデザインが世界中のプレイヤーに親しまれていることを実感し、感動しました。


そんな広告制作会社のような仕事もあれば、メーカーらしい0から生み出すデザイン業務もあるので、双方のやりがいを受け取れるところが魅力ではないでしょうか。あとは、ダーツバーなどに遊び行ったときに、つい最近まで自分のPCで制作していたダーツライブテーマを使っている人と遭遇したときは、誇らしいような恥ずかしいような気持ちになれます(笑)。


青木:開発デザインの醍醐味として、サービスが続いていく限り自分の仕事が世に残り続けるということがあります。ダーツライブは既に22年目に入っている長いサービスです。同じサービスがこんなにも長い間支持されているのも稀有なことですし、これからも続いていくでしょう。全国のダーツマシンの中で自分の作ったデザインが動いていて、自分の仕事を見せたり語ったりできることは嬉しいのではないでしょうか。


――みなさん、ありがとうございました!




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