ダーツライブ20周年を記念して誕生した「ダーツライブカー」は、全国のダーツ店で親しまれているダーツマシン(ダーツライブ3)を2台も積んだ世界初の移動式ダーツスポット。9月の北海道を皮切りに南は九州まで日本列島を縦断しました🚙
そして先日、年内の走行が終了!そこで今回は、ダーツライブカーとともに全国を駆け回った2人の社員に、旅の話を聞いてみました。
ダーツライブカーを始めとする「ダーツ×旅」をコンセプトに生まれた『ダーツツーリズム』のリーダー。ダーツライブカーの生みの親で、企画・製造から一貫して担当。
ダーツライブカーの全国縦断&ブース出展を実現すべく、ショッピングモールとの交渉に奔走。長嶋さんと一緒に旅をし、運転と運営スタッフとしても全国を回った。
\運転手視点で楽しめる!社員Vlog【北海道編】/
▲【北海道編】の次は…?気ままに更新予定😊
ダーツライブカー、お疲れさまでした!当日はどんな人たちが集まったのでしょうか。
長嶋:トータルで5000人以上の方々にダーツを体験していただきました。体感的には、日ごろからダーツで遊んでいるユーザーさんと未経験の人たちが半々くらい。さまざまな方に楽しんでもらえて嬉しく思っています。
ダーツライブカーの訪問先は、どうやって決めたんですか。
原田:今回、「ダーツに触れたことのない人やファミリー層にも触れてもらいたい」と長嶋さんの想いを聞いて。それで、ショッピングモールを中心に交渉して決めていきました。
長嶋:狙い通りといいますか、ふらっとモールに来ていたファミリーや子どもたち、高齢者の方まで幅広い層に遊んでもらえたと思います。
▲ファミリーや子どもたちが多かったダーツライブカーでのダーツ体験
▲正真正銘の初めてのダーツ⁉こんな光景も
各地でのお客さんの様子を教えてください。
長嶋:ダーツユーザーのみなさんは、事前にWebを見て「こっちにも来るじゃん!」と盛り上がってくれていたみたいで有難かったですね。『楽しみに待っていました』とお声がけいただいたり、土日の2日間でやることも多かったのですが両日とも来てくれる方もたくさんいました。
原田:各地を拠点にしているJAPANプロたちも遊びに来てくれたんですよね。静岡では武山郁子選手、神戸では西口小百合選手が来てくれました。
※JAPANプロ…ダーツライブが特別協賛するソフトダーツの全国ツアートーナメント「JAPAN」のプロライセンスを所持する選手。
※武山郁子選手・西口小百合選手…JAPANの女性部門に所属する選手。
長嶋:神戸といえば、僕らが到着する前から並んでいる人もいて。最大100分待ちになって驚きました。
▲最大100分待ち!テーマパーク並の待ち時間となった神戸の様子
長嶋:宮崎県は音楽フェス会場でのブース出展だったので、フェスに遊びに来ていたお客さんにもダーツを楽しんでもらえました。
▲フェス感たっぷりのお客さんたち!
原田:岡山では「ダーツなんて初めて」というおばあちゃんが初めてだというのにフォームがきれいで拍手が沸き起こりましたよね。そのおばあちゃん、2日目も来てくれて、嬉しかった!
▲ダーツ初体験のおばあちゃん。フォームがきれい!
▲関東唯一の東京・品川の会場には近隣からダーツユーザーが殺到
全国各地でのブース出展でしたが、旅の思い出を聞かせてください。
長嶋:原田くんと2人で車で行くこともあれば、時間はかかりますが安全第一でフェリー移動も多かったです。北海道と宮崎県、岡山と兵庫も徳島経由でフェリーで行きました。こんなにフェリーに乗ったのは人生で初です(笑)
原田:ラストの岡山に行ったとき、長嶋さんは乗った瞬間に慣れた手付きで環境を整えてましたよね。
長嶋:2日間海の上で過ごすので、食べ物を買い込んで乗るんです。なので、冷房部分を工夫して即席ミニクーラーにするというライフハックを編み出しました(笑)でもフェリーの思い出といえば、北海道に行ったときかな。船内のサウナやビュッフェもあって最高だった!
▲「最高だった」という北海道に向かうフェリーにて
旅先では、ダーツのあるお店にも出かけていたとか?
長嶋:各地のお店に視察を兼ねて訪問したんですが、地域ごとに特色があって面白かったですね。
原田:僕たちも各地のご当地ファンダーツが欲しくて、スキマ時間にダーツライブ3のある漫画喫茶を探しては、駆け込んだりもしましたね(笑)
※ご当地ファンダーツ…ダーツを投げるとゲーム画面上にその土地の特産品などがダーツの矢として表示される、ダーツマシン「ダーツライブ3」ゲーム画面カスタム用アイテム。その土地のマシンでプレイしないと入手することができない。
長嶋:ダーツライブ社員も、本当に旅をしながら集めてます!
▲香川県のご当地ファンダーツ「釜玉うどん」GETの図
ダーツライブ3のデジコンといえば、絶景ライブエフェクトもありましたね。
長嶋:あらかじめ写真映えするロケーションや観光スポットの候補を挙げて、移動距離的に行けそうな場所から巡りました。
原田:絶景ライブエフェクトは天気との闘いでしたね。時間帯や状況など行ってみないと分からないことも多くて。他の車や人の邪魔にならないよう、近くをグルグル回って様子を伺ったりしました(笑)
※絶景ライブエフェクト…ダーツライブカーが訪れた土地の絶景を撮影し、ダーツライブ3のゲーム画面の壁紙として使えるカスタム専用アイテム。
▲撮影中の長嶋さん。絶景!
長嶋:裏話としては、静岡の茶畑に撮影に行ったとき、近くにお茶工場があったんですが『ダーツライブじゃないですか!』と職員さんが出てきてくれたことがありました。話を聞いたら、リーグ戦にも出ている正真正銘のダーツライブユーザーさんでびっくりしましたね。
▲お仕事中のユーザーさん(中央)との出会いも!記念写真するダーツライブ社員
原田:高知県の沈下橋も印象に残っています。ガードレールのない細い道で怖かった!ダーツライブカーの運転心地は悪いです(笑)。マシンを2台も積んでいることもあって、120km出せる高速道路でアクセル全開でも90kmしか出ないくらいでした。
▲沈下橋を走行するダーツライブカー。見ている方がソワソワ!
最後に、ダーツライブカーを振り返って感じたことなど聞かせてください。
原田:「どこでもダーツができる」がコンセプトだったダーツライブカーですが、実際に回ってみて、老若男女問わず幅広い人たちにダーツを体験してもらえて嬉しくなりました。
ダーツのいいところは、誰でもすぐ楽しめるところと、ワイワイとコミュニケーションができるところだと実感しました。これからも機会があれば元気を出してほしい場所、ちょっと活気を呼び込みたい商店街などに駆けつけたいと思っています。
長嶋:どの地域に行っても、その土地のダーツユーザーが本当に盛り上げてくれるんですよね。普段は交わらない、ダーツバーに行く人、漫画喫茶に行く人たちが一緒になって他の人たちを巻き込んでくれる。
僕らはその日だけの盛り上げ役しかできないんですが、イベント後に彼らが「次はあそこで集まろう」とコミュニティを繋いでくれたり。ダーツユーザーのみなさんの力で成り立ったツーリズムだったと思います。ダーツは、熱量の高い人たちが地域のハブになってくれる。そんな強みを改めて感じた旅でもありました。
長嶋さん、原田さん、ありがとうございました!
「マシンを積んだ車を作って全国を走るらしい」そんな話を耳にしたのがちょうど昨年の今頃でした。あれから一年、世界に1台だけのダーツライブカーが完成し、全国を縦断!
アイデアを形に、想いを実現して人を繋いでいく。
20周年を記念して生まれたダーツライブカーは、なんともダーツライブらしいプロジェクトでした🙌
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